● 日本たばこ産業(JT)およびダイキン共同開発の空気清浄機問題 ●


★2005年3月15日にプレスリリースされた、JTとダイキンの共同開発による家庭用新型空気清浄機について、公取委に告発しました

・ 一酸化炭素、ニコチン、窒素酸化物(NOx)、シアン化水素(腫瘍創始物質・線毛細胞障害物質)、アクロレイン(線毛細胞障害物質)、ジメチルニトロサミン(発癌物質)、ダイオキシン などタバコ煙の有害物質97%が素通りしている事実を隠して、プレスリリースをおこなったこと。 (景品表示法第4条違反。前例で警告処分事例あり。) ※ホームページでは後日注意書きが入ったが、プレスリリース段階では資料内においても一言も入れなかったため、報道では一切触れられることはなく消費者を誤認させた。前例と比べても、手口が巧妙かつ悪質である。

・ 上記により、受動喫煙対策には使用できないにもかかわらず、「キレイな空気」などの表現で、誤解を招く広告をしていること (景品表示法第4条違反。前例で警告処分事例あり。)

・ 「業界で初めてたばこメーカーと空調メーカーによる共同開発」の謳い文句であるが、実態は従来の他機種と同様に、タバコ煙有害物質が素通りしており、優位性が認められないこと。にも関わらず、わずかしか除去できない一部の粉塵などを図示して誇大に広告していること(景品表示法第4条違反。優良誤認。)

・ 「導入前にベランダや換気扇の下で吸うなど何らかの喫煙制限があるとした方々が、導入後には、ほぼ100%家庭内で喫煙が可能になるなど、空気清浄機の導入効果は顕著であると判明しました。」と喧伝しているが、有害物質が素通りしたまま家庭内で喫煙したなら、受動喫煙被害が拡大する危険がある。空気清浄機を導入せずに、外で喫煙したり、禁煙すれば、それらの健康被害は防げたはずである。商品が売れれば健康被害はどうでも良いというこのような企業姿勢は悪質である。(景品表示法第4条違反。)

タバコによる喫煙者及び非喫煙者の健康被害を防ぐのは禁煙しかない。「ほぼ100%家庭内で喫煙が可能になった」と宣伝する本製品は、喫煙者にとっては禁煙の機会を奪い、非喫煙者にとっては受動喫煙被害を増大させる。最悪の商品としか言いようがない。JTおよびダイキン両社の企業モラルを問う。