検討会の所属 1両方2企画3策定 |
アンケート発送日 | アンケート返信日 | 所属(検討会当時) | 氏名 | 1案対3案 当時 |
1案対3案 現在 |
1+3案対3案 当時 |
1+3案対3案 現在 |
アンケートに記入された委員本人のコメント | 議事録より賛否に関する発言記録 | 分析担当者のコメント | 厚生省公表リスト | 半減賛否 (議事録より) |
半減賛否 (アンケート回答より) |
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1 | 1月29日 | 2月1日 | 滋賀医科大学医学部福祉保健医学講座 | 上島 弘嗣 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 今も数値目標を掲げることに意義があると思っています。圧力に屈したのは残念です。滋賀県では"半減"を残しました。 | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.13 「ぜひこの目標を残して健康日本21の柱をなくさないようにしてほしいと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 1月29日 | 2月1日 | 埼玉県立大学副学長 | 柳川 洋 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 私の意見は2000年5月号「論座」に書いたとおりです。機会あるごとに喫煙対策が健康日本21で最重要課題であることを主張しています。 1案、3案のほかに「妊婦および育児中の母親の喫煙率をゼロに」をぜひ地方計画に加えるよう主張しています。乳幼児をかかえる父親にまでひろげることをすすめています。また「未成年の喫煙をなくす」については具体的に環境整備が必要であり、具体的な方策を1つでも2つでもとり上げなければなりません。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.24 「私は(1)案を支持します。この(1)案は、目標のところに2行しか書いてありませんけれども、(1)案のAの中身としては、先ほど何人かの先生がいわれたように当然(3)案の@ABCということを含んでいるわけです。それなしに(1)案だけを考えるというのではなくて、それは当然含んで、先ほどから私申し上げましたが全部含んでます。その含んでいるもののトータルの目標として、私は成人喫煙率を全体として半減ということは掲げるべきだと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 1月29日 | 社団法人日本医師会常任理事 | 櫻井 秀也 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「結論を言わせてもらえば(3)案で、現実論でいくべきだと思っています。」 |
2/10の策定検討会議事録 p.19で「禁煙を希望する人みんなに、それを応援してやめるようにする100%目標と、未成年の喫煙をなくす0%目標という数字を掲げればいいわけで、それが結果的に全体の半減に繋がるということ」と発言しており、半減に反対であったわけではなく、圧力を回避するための3案支持であったと考える。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 1月29日 | 徳島大学医学部衛生学教授 | 久繁 哲徳 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.27 (欠席のため事務局が事前に説明して預かった意見) 「科学的な根拠に基づく目標値の設定とその情報公開が必要」 |
アンケートと逮捕が同時期になったこともあり、回答は頂けず。議事録によると半減に根拠があれば賛成と発言し、結局、賛否リストでは「目標値に関する発言なし」とされている。議事録によるとp.11で柳川策定検討会座長が「20歳からの喫煙開始者の割合、禁煙支援による達成率こういったものを考慮したモデルによる推計なども行われている」と根拠の存在が明言されており、根拠となる論文は実際既に存在していたことから言うと久繁委員は賛成と考えるのが自然ではないか。 | 反対/不明 | 反対/不明 | 反対/不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 1月29日 | 国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長 | 長谷川 敏彦 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.20 「妊婦の喫煙をゼロにするというようなのもゼロ目標として入れた方がいいのではないかというのが提案です」と発言したが、半減賛否は不明。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会は欠席し、賛否リストではいずれの会議も「目標値に関する発言なし」とされている。 | 不明 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月6日 | 財団法人日本食生活協会会長 | 松谷 満子 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 私は長年健康づくりのための食生活改善地区組織活動に関わっており、活動の柱の一つに「次世代を生み育む若い女性の禁煙を推進しましょう」を挙げ、全国の食生活改善推進員と共にたばこ対策に取り組んでおります。 喫煙は国民一人々の健康に大きく影響を及ぼすことを考えると、健康増進法制定にあって、ぜひご提案にある数値目標を明示していただきたい所存です。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.23 「(1)のほうを強く持ちながら、(3)との何か組み合わせができないものかというの私の意見です。」 |
議事録からもアンケートへの回答からも間違いなく半減賛成であるが、半減反対とした厚生省の賛否リストには疑問が残る。 | 反対 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 全国健康増進施設連絡協議会会長 | 竹内 義員 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「現場でおられるように健康増進にタッチしている立場からいきますと、数値目標というのは非常に大事でございます。ですから今回の健康日本21では、数値目標がだされるということに期待をしておったのです」「(3)案を見てみますと、@の中に、喫煙が及ぼす健康影響についての十分な知識を普及するということがございますから、この中の指導で半減化を指導していけば解決するのではないかと考えます。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、数値目標に反対であったわけではなく、議事録発言のように半減には賛成である。 | 反対 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 健康保険組合連合会常務理事 | 長弘 正昭 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.18 「半減と言うのはどうも感覚的に言うと目標値というよりは、スローガン的イメージが非常に強いものであって、上島先生からできればゼロにしたいのがけれども云々というお話がありましたが、まさしくそうだと思うので、掲げるとすればスローガンでどうか」 |
スローガンと言いながら半減には賛成している。 | 反対 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月6日 | 社団法人全国保健センター連合会 | 加藤 まち子 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | たばこ産業を認めている一方で禁煙を推進していくことの矛盾があり目標値は絵に描いた餅である。当面は正しい知識の普及、禁煙支援プログラムの実施等により結果として評価するしかないという消極的な考え方にならざるを得ない。 | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.16 「案(3)というのは手段的な内容であって、私はこれを手段をやることによって半減に近づけて、結果として半減がでてくるんじゃないかというふうに感じておりました。ですから私どもも平成10年に市民の意識調査などをしておりますと、40%近くの方がタバコをやめたい、なんとか健康によくないからという意識は上がってきております。タバコの喫煙率も減ってきております。ですからやはり今こういう国を挙げて運動として展開していく場合には、半減で案(1)でいいんじゃないかと感じております。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月4日 | 社団法人日本看護協会保健婦(士)職能理事 | 古谷 章恵 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 1.タバコが生活習慣をこえて依存症ということから考えれば、目標値より更に厳しい値を定め、活動を進めるべき。 2.家庭・地域ぐるみで未成年者の喫煙予防運動を展開すること。(教育と環境の重要性) 3.要介護状態のケースの中には、呼吸器疾患で苦しんでいる人、やけどや火災の心配が絶えない人などがおり、喫煙を続けている。個人の嗜好の問題とは割り切れないものがある。 4.検討会の結果が不十分であったため、日本看護協会として積極的な取り組みが必要と判断して役員会に提案した。現在、まず看護職を対象に喫煙対策に取り組んでいる。 5.若い女性の喫煙増加と母性保護の問題も早急に検討すべき。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.22 「(1)案の手段として(2)案(3)案というものが入っているというふうに考えておりますので、依存症にしないためにも私は(1)案に賛成したいと思います」 |
間違いなく半減賛成。古谷委員の発言にある「1案には3案も含む」ということは途中で座長から発言があった(議事録 p.17)が、これが理解されていたとは言い難く、また、欠席委員にも伝えられておらず、最初から1+3案を明示しなかったことが重大な問題である。 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月1日 | 大妻女子大学人間生活科学研究所所長 | 高石 昌弘 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 丁重なご連絡を頂き有難うございました。検討会当時のことを思い出しながら、柳川委員会原案が歪められたことを、心から残念に思っております。 都道府県および市町村の計画策定の現状をうかがい、さらにその感を強くした次第です。 益々のご活躍を期待しております。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「私、前回サイレントマジョリティーの声を大事にしなければいけないと申し上げました。そういう意味で現場で仕事をしていらっしゃる方の声を大事にしたいと思っております。私自身、今日ここに来まして本当に(1)案か(3)案か非常に迷っておりましたけれども、先ほどの保健センター連合会の加藤委員、それから保健所長の小窪委員の声を伺いまして(1)案を取りたいと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 岐阜県多治見保健所長 | 小窪 和博 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.15 「喫煙率半減という目標値を削除されたら大変現場は困るということで、全国保健所長会としていかなることがあってもこの半減という目標値は残していただきたいということを私申し上げたいと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 日本労働組合連合会生活福祉局 | 松永 茂樹 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.23 「(1)案を支持したいと思います。やはりタバコの問題は、この健康日本21の柱であり、目玉であると思ってます。加えて言えば(3)案に書かれている内容がこの目標を達するための手段という位置付けで、ワンランク下の具体案の中に盛り込まれるべき内容ではないかと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 横浜労災病院院長 | 阿部 薫 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.19 「目標値を50%でだしまして、10年後に30%も行くかどうかわからないという話ですと、これではうまくいってないということになるのですね。ところが半減というものがなければ、30%も減ったというような評価の仕方もあるのではないかと逆に思います」「案(3)にしたいと思います。」 |
半減目標を削除する理由を述べておられるが、先に半減撤回の結論ありきのこじつけにも聞こえる。本心から半減目標に反対だったのか疑問が残る。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 2月5日 | 財団法人健康・体力づくり事業財団理事長 | 加地 夏雄 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.20 「今までの経過等々から見まして、申し訳ないけれども現実の判断としてはやっぱり数値を決めてそこへどういう形でもっていくかという議論の前に、(3)案というような形でとりあえず納得して頂いてよろしいのではないかと、知識を深めることが必要かなと、全体としては私はこの流れが進行していることを喜んでおります。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案とされたが、3案の結果としての半減、1+3案に反対であったかどうかは疑問。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月4日 | 国立精神神経センター精神保健研究所所長 | 吉川 武彦 | 3 | 3 | 3 | 3 | 健康日本21計画策定検討会の終り頃のあわただしさはあまり後味のよいものではありませんでした。健康に関する小生の視点は度々表明していますので細かいことはここでは述べませんが、健康は幅広いスペクトラムの中にあると思いますし、そのどの健康を選択するかは自分の問題だというのが基本です。 それと同時にその選択した健康を他人によってー例えば、副流煙によって動かされるべきものでもないと考えています。飲酒も喫煙もまた同じであり、強制的、あるいは知らず知らずのうちに健康被害を受けることのないような社会づくりだと考えています。それ故、3案だったのです。もちろん、1案でも(あるいは1+3案)いいのですが、成人は自己判断と自己責任の問題だと思っていますので3案としているのです。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.16-17 「とりあえずはなんとしても私たちの立場から言えばやはり依存症を減らしていくということ、その大元になるタバコを減らす、あるいはタバコの消費量を減らすとかいうそういうところに向いていかないと、やっぱり私たちは救われないといいますか精神科医としては大変困るなと思っています。」 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.20 「私は結論は(3)案でいいと思っています。ただし(3)案のところに抜けているのがやっぱり妊婦の問題でございまして、妊婦の問題をきちっとここに書き入れて頂いて、妊婦の禁煙を徹底していくことの必要性があるように思っています。」 |
前半の発言からは数値目標に賛成と聞こえるが、後半の発言では3案賛成となっている。コメントからは施策の結果としての数値目標に反対であったわけではない。 | 反対 | 反対 | 反対 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月5日 | 東京歯科大学教授 | 宮武 光吉 | 3 | 3 | 3 | 3 | ・既に終わった検討会の経過と現時点における所感を問われても時すでに遅く、矢は放たれています。 ・中間見直しの時期にベースラインとの比較が出ます。その折に方法論まで含めて検討すべきであると考えます。 ・個人各を明記して踏み絵の様な方法で委員個人の考えを示させることには疑問を感じます。 ・苦渋の選択であったことは事実でありますし、未成年者の喫煙が減少している実感等それなりの効果を挙げていることは認めたいと思っています。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.23 「女性の場合には未成年の喫煙を10年間やめて、その方々が成人になった時のことを考えますと確実に半減いたします。そういったシミュレーションがなされている点から言いましても、第1歩としてやはり(3)案で教育ならびに普及活動をやっていくことによって、目的を達成するというふうにいっていただきたいと思います。」 |
3案とされたが、議事録からは3案の結果としての半減には反対でないように思われたが、回答では1+3案にも反対とされているので疑問が残る。 | 反対 | 反対 | 反対 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 1月31日 | 社団法人国民健康保険中央会企画部長 | 田中 一哉 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.15-16 「タバコの喫煙率の半減という数値目標問題で健康日本21という、国民にとってまた国家にとっても大変な健康政策の船出が危うくなると、こういった事態は避けるべきじゃないかと思います。」 |
この発言の中で「個人の嗜好に口出しをするということは規制したり統制したりすることになる」という発言をしており、数値目標以前に喫煙問題に関する認識不足が感じられる。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 社団法人日本歯科医師会常務理事 | 藤岡 道治 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.22 「健康日本21のもともとの記載してあるものを見ますと、やはり10年間の具体的数値は記載してあるわけですけれども、しかしその具体的な数値を達成するための介入方法は、この案(3)に記載をしてあるとおりだろうと思いますので、その抵抗があるものを外して案(3)でよろしいと思います。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、数値目標に反対であったわけではない。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 国立療養所久里浜病院院長 | 白倉 克之 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.17-18 「依存性の薬物でございますから半減することというのは、正直なところ10年で果たして成算があるのだろうかというふうに思っています」「半数半数で世論を二分するような形でいくよりは7割ぐらいの方にご賛同いただくような枠組みのなかで展開していく方がいいんじゃないだろうか、そういう意味で私は案(3)が相応しいと考えております。」 |
まず、その後の地方の状況を見ると、この会議での半減目標撤回自体が喫煙対策の大きなブレーキになったことを知って頂きたいと思う。また、委員の発言の国民の7割が数値目標削除に賛同していたのかと言うと、数値目標を残してという署名は15万集まったが、これに対して数値目標反対署名は5万しかなかったことから見ても大変疑問。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月1日 | 自治医科大学学長 | 高久 史麿 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 検討会当時、1案を結論にすると「健康日本21」そのものがつぶされるという判断が当局にあったため3案になったと思う。 | 座長のため賛否に関する発言はなし。 | 座長という立場のため当日は意思表明できなかったが、回答では半減賛成。 | 座長 | 不明 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 1月31日 | 国立循環器病センター総長 | 菊地 晴彦 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「理想は1人1人はゼロだと思います」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、数値目標に反対であったわけではなく、回答のように半減には賛成である。 | 反対 | 不明 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月4日 | 財団法人北陸体力科学研究所理事長 | 勝木 道夫 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | @タバコは嗜好品ではなく中毒を惹起する毒物であると認識している。 A禁煙を決意しても、頭で判っていても実行が継続出来ない人が多い。その人にとって禁煙を守ることが出来ないバリアが何かをface to face でよく話し合って、クライアントと二人三脚でバリアを越える姿勢が大切である。指導するという態度では成功しない。 B北風と太陽のイソップ方式で結果は禁煙していたという風に持ってゆきたい。 C学校教師採用に当たっては喫煙者は絶対採用せず、教師が喫煙している姿を子供に絶対見せない環境作りが大切。役人も医師も同じ。医師は全員禁煙を遵守せよ。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.19 「タバコをゼロにするのはいいことはわかっている」「イソップの『北風と太陽』の話がありますけれども、ニコニコしながら禁煙を守ってもらおうという手段をとらなければいけないと思うのです。そのためにもやはり案(3)のほうが適当ではないかと考えます。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、数値目標に反対であったわけではなく、議事録や回答のように半減には賛成である。 | 反対 | 不明 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 1月31日 | 福井県福祉環境部医務薬務課参事 | 深尾 弘子 | 3 | 1 | 1+3 | 1+3 | 企画委員会で報道関係の方やタバコ関係の団体の方々の参加もあり、とても緊張した委員会でした。委員長から1人1人どの案を支持するか意見を求められました。1案が理想的とは考えましたが、当日市町村の財源(税収)のことを考えると、禁煙教室等の開催に町長等の理解も得られないといった意見も耳にしておりましたので、3案で未成年の喫煙をなくすことから取り組めば、結果的には成果も得られると考えたこと、また、委員会(タバコ生産者や販売の団体等)でもめて策定が遅れると行政(政府)の今後の「健康日本21」のスケジュールが計画どおりに進まなくなるよりは、厚生省の策定予定で進められた方がよいと考え、この2つの理由で3案を支持しました。 が、半減目標を計画策定に入れ込むことに反対ではございません。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.22 「私たちが実際お仕事をしていく上では、半減と言う目標があったほうが政策とかやっていく上ではいいかなと思っておりましたけれど、ただスローガンとか目標数値の話をいろいろお聞きしますと、やはり今住民に選んでいただけるような計画をやっていかないといけないということで抱えていった場合には、案(3)でやっていくと、そして特に学校教育で健康教育ですか、そういうようなところからも取り組んでいけるのではないかと思いますので案(3)にしたいと思います。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、議事録にあるように数値目標に反対であったわけではなく、回答のように半減には賛成である。 | 反対 | 不明 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 2月5日 | 神奈川県衛生部長 | 滝澤 秀次郎 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.26 (欠席のため事務局が事前に説明して預かった意見) 「2月3日に発言致しました「政府内合意形成」が案3で調整できるのであれば、案3でやむを得ないと思う。」「「喫煙率半減」の目標は案3の内容を具体的に展開していく結果として十分達成できると対外的に説明していくことで、広く理解を求めていくのが現実的な対応ではないだろうか。」 |
1案か3案かの2者択一で仕方なく3案としたが、議事録にあるように数値目標に反対であったわけではなく、半減自体には賛成と思われる。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 社団法人日本薬剤師会常務理事 | 堀 美智子 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.22 「目標値とそれから知識と行動の変容があって、環境づくりがあったときにはじめてその目標値がたっせいされるのだと思います。」「2020年の目標値には、喫煙率がゼロを目指すというような長いスパンで捉えていただきたいと思います。」 |
3案がいいと発言しているが、数値目標ゼロを言うなど、むしろ1+3案なら支持と受け取れる。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 国立国際医療センター総長 | 矢崎 義雄 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.23-24 「私は循環器の専門医で、診療の立場では本当に喫煙率をゼロにしたいと思っていた。」「正しい情報を伝えて、そしてどのように防煙に努めるかという手段をきっちりいうのが一番大事じゃないかと思います。私は(3)案にしたいと思いますけれども、もう少し例えば家庭とか教育の場での分煙、防煙を徹底すると、あるいは妊婦の問題とかそういうものを加えていただければ大変ありがたいと思います。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、喫煙率理想はゼロと発言するなど、数値目標に反対であったわけではない。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 2月19日 | 自治医科大学付属大宮医療センター長 | 金澤 康徳 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 煙草は健康に害があることに間違いありません。事、癌と循環器疾患をとれば煙草を追放することによって病気を1/2、医療費も1/2に出来ると考えます。 私が専門とする糖尿病では、患者には禁煙を要望します。絶対に合併症の出現・進展を促進するからです。少なくとも都会では少々喫煙者の居心地が悪くなっているようですが、出来れば価格を2倍にしたらよいと思いますが、いかがでしょうか。 退職したため郵便が遅れて着き、遅くなりました。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.20 「糖尿病の患者さんには全て禁煙を要望しておりますし、かなりの部分実行されていると思うのですが、全国民となりますと多少矛先を緩めなきゃいけない。先ほどの総論のところでございましたように、インフォームしてそれに対して納得して実行していただくというのが一番いいと思いますので、私も(3)案が適切ではないかと思います。ただ、インフォームする方法をきちっとやって頂きたいというふうにお願いします。」 |
議事録では具体的な内容の3案を支持しているだけで、結果としての数値目標を入れた1+3案に反対しているわけではなく半減反対とは言えないように思われ、また、回答では1+3案があれば賛成した、つまり半減に賛成と回答。 | 反対 | 不明 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 1月31日 | 国立公衆衛生院次長 | 上畑 鐵之丞 | 3 | 3 | 欠席したと回答 | ? | 喫煙対策の重要性については健康日本21の施策の中でも大きいことは十分認識しています。当時の検討会の経過を振り返ると、案を広く国民に問い、変更を求める中で、いわゆる、JTを中心としたタバコ業界と自民党の関連部会からの半減目標への批判と圧力が大きかったことも衆知でした。他方で半減を求める運動は目に見える形では明らかに少数でした。 この2年間、運動は以前よりは拡がっていると思います。しかし、「半減」という政策は目標として本当に有効なのでしょうか。私は、もっと禁煙手段を確保する運動を拡げる方が有効ではないかと今でも考えています。このことはボトムアップといわれる健康日本21の運動にも合っていると思います。 |
2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.19 「タバコについては依存性物質であって吸ってはいけないのだということを周知徹底、宣伝してその手段を提供すべきだということで、その具体的な形として案(3)がでているのでそれがいいのではないかと思います。」 |
回答では欠席とされたが、議事録の発言と回答に寄せられたコメントからは1+3案に反対する理由がないように思う。振り返ると、国が半減目標を掲げることがその後の地方の喫煙対策への圧力排除に最大限有効であったということを知って頂きたい。実際、国の半減目標撤回が地方の喫煙対策にとって大きく重石となっている現実がある。また、国民の多くが半減目標設定を望んでいたことも事実である。 | 反対 | 不明 | 不明 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 東京学芸大学教授 | 永島 惇正 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「健康日本21というのは、健康の側面から生涯学習を支援するキャンペーンあるいはプログラムだと意味付けたいと思います。そういう観点からいたしましたときに、案(3)が今のところ適当ではないかと考えます。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、数値目標に対する賛否を言っておらず半減賛否は不明としか言いようがない。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 日本経営者団体連盟環境社会部長 | 高梨 昇三 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.21 「私は(3)案を支持いたします」「ただ議論の経過は大事だと思いますので、この半減を主体というような後主張といいますか、そういうことがあったということは最終的に座長がおとりまとめをしたときに、そういうご意見があったということはマスコミその他にはきちんと伝えておく、そういうことを付け加える必要があると思います」 |
3案とされたが、3案の結果としての半減、1+3案に反対であったかどうかは不明。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 東京大学名誉教授 | 細谷 憲政 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.24 「健康日本21をまとめる上からは案(3)になると思います。」 |
3案とされたが、3案の結果としての半減、1+3案に反対であったかどうかは不明。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 社団法人日本栄養士会会長 | 藤沢 良知 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.22 「基本的にまさに案(3)が一番適当な案だと思っています。」 |
3案がいいと発言しているが、数値目標に反対であったわけではなく、半減賛否は不明である。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 労働省産業医学総合研究所所長 | 櫻井 治彦 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/17健康日本21企画検討会議事録 p.26 (欠席のため事務局が事前に説明して預かった意見) 「案(2)または案(3)を選択すべきと判断します。案(2)と案(3)の優劣に関しては、喫煙の害についての健康教育、職場での対応の徹底を目標として取り入れている案(3)がより優れていると考えます。」 |
3案がいいと発言しているが、3案の結果としての半減に関する賛否は不明。欠席したため、事前の事務局からの説明だけで意見表明しており、この経過にも疑問が残る。 | 反対 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 1月29日 | 国立健康・栄養研究所所長 | 澤 宏紀 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 当日欠席し、事務局も意見が回収できていない。 | 事務局の不手際が認められる。 | 不明 | 不明 | 不明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 2月4日 | 国立感染症研究所口腔科学部長 | 花田 信弘 | 3 | 3 | 1+3 | 1+3 | 成人喫煙率を全体として半減という目標は、相対目標であり、先生方の意図とは逆に大変甘い目標だと思っています。当時の委員としてこの目標値を今でもあまり高く評価していません。 その理由は、 1)半減は相対目標値であり、禁煙対策にこれまで取り組んできた市町村の努力が評価されないこと(禁煙対策にこれまで取り組んできた市町村はこれから大変不利な立場に追い込まれ、むしろ逆にこれまで何も取り組まなかった悪い市町村が有利になります)。禁煙対策をこれまで頑張った保健婦が不利になるような目標値の設定はアンフェアだと感じます。 2)半減のように相対目標値を設定すると、調査対象を少し操作すれば簡単に目標値が達成されてしまいます。つまり、男女比、年齢などでごまかせるわけです。目標値は、言い逃れができない「絶対値目標」をこまかく男女別、年齢別に設定すべきです。 3)半減では47都道府県あるいは3000市町村の一覧表をつくって、禁煙率の高い市町村をびしびし指導することができなくなります。成人男子の喫煙者率を50%以下にするというような絶対値を目標に設定すれば市町村比較が可能になり市町村だけでなく、会社や病院など一つ一つの組織に対して個別に厳しい指導が可能になります。 |
2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.24-25 「(半減目標を)ここで撤回するというのは非常に問題がある」「案(3)に、成人喫煙率全体として半減というのを入れ込むことができればそれがいいのでしょうけれども、そこは難しいようであれば、ここの禁煙、節煙希望者の喫煙率を全体として半減するということであれば、希望している人の半減をするのであれば、それは何もインフォームドチョイスを感じないだとかいろんな批判を受ける必要もなくなってくるでしょうし、半減という目標自体は残るということで、一つの候補として考えて頂ければと思います。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、アンケート回答の通り、数値目標には賛成の立場である。 | 反対 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 2月5日 | 東京都立大学都市科学研究科教授 | 星 旦二 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 喫煙対策に対する真摯な取り組みに対し、深く敬意を表します。今後とも継続的に発展的に対応して頂けますように希望いたしますし、自分自身も努力しつづけたいと考えています。ありがとうございました。 | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.16 「案(1)でいいと思いますが、案(1)と案(3)の目標のところをよく見て頂くとわかりますけれど、私はこう理解します。案(1)ではいわゆるファイナルゴールに値する案が@、Aに載ってて、案(3)のほうは@〜C、これはみんな手段ですね、ですから手段いいのでしたらこれそっくりそのまま案(1)に入れちゃってやればいいだけの話だと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 1月31日 | 大阪府立成人病センター調査部長 | 大島 明 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.13 「現状の案を変える必要はないと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 2月4日 | 東北大学医学部公衆衛生学講座助教授 | 辻 一郎 | 1 | 1 | 1+3 | 1+3 | 宮城県の計画「みやぎ21健康プラン」では目標値を入れました(同封資料:みやぎ21健康プラン最終案のたばこ対策。「禁煙希望者の支援による喫煙率の減少」として、男性喫煙率56.2%→38%、女性喫煙率13.7%→8%という目標趾を挙げている) | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.22-23 「「やめたい」あるいは「減らしたい」という人が喫煙者の6割以上いるということを考えれば、(半減目標は)決して荒唐無稽な状況ではないです。」「健康日本21というのを一つのきっかけにして、やはり国民の健康づくり、生活習慣病対策をもう一度再編成してステップアップしようというふうに思っている地域の方が非常に純粋な方がたくさんいらっしゃるわけです。その人たちにとって、一つのシンボルがタバコ対策をステップアップするのだということがかなり理屈以上にムードも含めてでてきてますので、そこで水を差すのはそうかなというところがあります。」 |
間違いなく半減賛成。その後この国の半減削除が地方の喫煙対策に水を差している現状を予言しておられた。 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | |||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 東京大学医学部臨床検査医学助教授 | 北村 聖 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.26 「ファイナルな目標がないと、今までの健康政策増進運動と同じになってしまう」「県単位あるいはある程度の大きさの持ったところで半減していくということは、それなりに目標としては大きなことではないかと思います。」 |
間違いなく半減賛成 | 賛成 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 大阪大学医学部環境医学教授 | 森本 兼曩 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/1/25健康日本21計画策定検討会議事録 p.10 「半減はもちろん私大賛成」 (2/10会議は欠席) |
2/10の会議は欠席だったが、1/25の会議の発言からは明らかに半減賛成であり、連絡が取れないという理由で「不明」とした厚生省の賛否リストには大きな疑問が残る。 | 不明 | 賛成 | 賛成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 聖マリアンナ医科大学予防医学教室主任教授 | 吉田 勝美 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.30 (欠席のため事務局が事前に説明して預かった意見) 「案(3)が健康づくり運動の観点から望ましいものと判断します。禁煙、節煙希望者に十分な対応がとれるという環境を整備するということで、喫煙対策の実質上の効果も挙げられるものと期待されます。喫煙率の半減については、現状では記載しない案が望ましいと思います。」 |
3案の結果としての半減にまで反対であったかは不明。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 国立がんセンターがん情報研究部長 | 山口 直人 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.13-14 「喫煙率半分となんか突き放しちゃって、国民一人一人に全然届かないような指標をスローガンとして出して、全然アクションに結びつくような手がかりがないような目標値というのは、私自分でこれまで良しとして、そういうことに賛成をしてきた立場で考えて、むしろやっぱり反省をして健康日本21の全体性の中できちっと位置付けるいい目標数値を設定すべきなのではないかと、ちょっと反省も込めて考えていますので案(3)がよろしいのではないかと思います。」 |
1案単独に反対の理由を述べておられ、1+3案、3案の結果としての半減に反対する理由はないと解釈できるが回答がないので正確には不明である。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 福岡大学医学部公衆衛生学教授 | 守山 正樹 | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 回答なし | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.30 (欠席のため事務局が事前に説明して預かった意見) 「成人全体の喫煙率については、比較的おだやかな数値を示しておき、20〜30歳代に限定して"半減"とするのであれば、受け止めやすくなると考えますが、いかがでしょうか。」 |
1案か3案かの2者択一で3案とされているが、議事録から見る限り、数値目標に反対であったわけではない。 | 反対 | 反対 | 反対 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 1月29日 | 2月8日 | 国立健康・栄養研究所成人健康・栄養部主任研究員 | 吉池 信男 | 1+3 | 1+3 | "社会"としてのタバコ対策に関する私の考えをお知らせするために論文別刷を同封いたします。(同封論文:「自治体政策決定者の喫煙対策に関する認識・態度と施策状況の研究:調査項目の予備的検討」吉池信男 中山健夫 2001年3月) | 2000/2/10健康日本21計画策定検討会議事録 p.14 「全体の健康づくり施策のバランスとしては案(3)というのが、一番妥当ではないかというふうに思います。」 |
1案か3案かの2者択一で当日は3案としたが、アンケート回答の通り、1+3案という選択肢があれば賛成していた、つまり、数値目標には賛成の立場である。 | 反対 | 不明 | 賛成 |