● 国立公衆衛生院 疫学部 青山 旬氏による試算


JTが行っている喫煙率調査1965年から1998年の性・年代別喫煙率をもとに、2010年喫煙率を予測し、また、国ができる対策を最大限に実施した場合のものを算出。

1.対策なく,今までの喫煙率の推移が続く場合
 男:45.2%、女:10.9%

2.未成年の喫煙開始を防ぎ、20歳から喫煙開始の場合 (厚生省調査の20代喫煙開始をもとに算出)
 男:40.9%、女: 8.8%

3.やめたい成人が禁煙支援を受け40%禁煙できた場合 (厚生省調査のやめたい率をもとに算出)
 男:36.8%、女: 7.6%

4.減らしたい成人が禁煙支援を受け40%禁煙できた場合 (厚生省調査のやめたい率をもとに算出)
 男:30.6%、女: 6.3%

4の試算では1998年の喫煙率に対して喫煙率が、男で55.4%、女で47.7%になる計算で、おおよそ半減の結果となる。