●茨城県さん、やり方が間違っていませんか? 茨城新聞記事(2003/12/ 5) 県庁舎 来年度から「完全分煙」に 喫煙所減らし「密閉」方式
県は四日、県庁舎を来年度から「完全分煙」にする方針を決めた。県庁舎では現在、ほぼ二階に一カ所、計十九カ所に喫煙場所を設置しているが、完全に仕切られた状態ではなく、たばこの煙が廊下やフロアにまで流れてしまっている。 このため、受動喫煙防止の観点から、喫煙箇所を現在の半分の十カ所とし、その出入り口を扉またはガラスで仕切る「完全密閉」方式にする。喫煙室の煙については、ダクトの排出能力をアップさせて対応する。 これらに要する費用は約二千百万円で、予算化された後、早い時期に工事に入る。 県警本部庁舎も同様の方向で検討しているほか、県の出先機関も「完全分煙」を実施していく。 今後、庁舎を「完全禁煙」にすることについて、県管財課は「できればそうしたいが、そうなれば、職員は庁舎外で喫煙する。庁舎外で、しかも大人数で喫煙することになれば、県民は職員が遊んでいる、と思うだろう。たばこを吸う一般来庁者にも配慮した」と話している。 県によると、今年七月末現在の県職員の喫煙率は本庁32.4%、出先機関25.3%で、平均の喫煙率は27.4%。四年前の調査と比べ、四ポイント近く減っているという。 |
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