●トルネックスの違法行為に関する公正取引委員会への告発内容
公正取引委員会への申告日 : 平成14年4月11日
景品表示法違反(不当表示)
A.不当表示を行っている事業者の名称
株式会社トルネックス
B. 不当表示と思われる行為の具体的な様態,時期,場所,その他の事実について
1.表示媒体
パンフレット、広告、ホームページなど
2.表示時期
少なくとも数年以上前から上記媒体にて現在も継続
3.表示が行われた場所
送付されるパンフレット、ホームページなど
4.表示の内容
非喫煙者をタバコの害から守るための受動喫煙対策商品として、「タバコの煙問題を全て解決する」「タバコの煙をきれいな空気にする」「清浄化する」などの表示をしている。
5.表示から受けた印象
タバコ煙が無害化され、非喫煙者にタバコの害が及ばなくなる。
6.実際にはどうか
タバコ煙有害物質の9割はガス成分であり、このガス成分は本製品では除去できずに素通りしており、受動喫煙対策としては使用できない。1割の有害成分しか除去する能力がないにも関わらず、ほとんどの消費者が無害化できると思い込んで購入し、すでに市場規模は巨大なものとなっている。
7.その他
ホームページ http://nosmoke.hoops.ne.jp/ で公表しているように、他のメーカーにも注意を促してきたが、トルネックスからは回答がなく、最初1回のみ来訪した担当者も「一酸化炭素も多少は取れる」などの虚偽の説明をし、現場でも同様のタバコ煙が無害化できるような説明を行っている疑いがある。
8.添付資料(FAX送付文)
景品表示法第4条違反(不当表示)被疑事実についての申告受付番号0000005に添付する資料をFAXさせて頂きます。
1枚は、ホームページ冒頭の画面です。「トルネックスはタバコの煙問題をすべて解決します」が虚偽です。
4枚は、トルネックスに請求して送付される製品パンフレットの一部です。「清浄な空気」「クリーンな空気」などの誤解を与える虚偽・誇大な広告があります。タバコ煙有害物質の1割を占めるに過ぎない粉塵を除去できることだけをグラフで見せ、9割の有害ガスが除去できないことには触れず、「クリーンな空気を約束する」と断言しており、優良誤認と考えます。