●メールパターン

空気清浄機メーカー各社には以下のパターンで送付しました。

パターン1 パターン2 パターン3 パターン4 パターン5 パターン6 パターン7 パターン8 パターン9 パターン10


第1回目のメール パターン1 (広告などでタバコ煙に有効と断言しているメーカー向け)
貴社の空気清浄機は、タバコ煙に有効とのことですが以下の点に付き、お教え下さい。
・タバコ煙の最大の有害成分である一酸化炭素除去率
・タバコ煙ガス相では一酸化炭素についで多く、線毛障害物質であるアセトアルデヒド除去率
・タバコ煙中にごみ焼却場の煙の3倍〜18倍の濃度で含まれるダイオキシンの除去率
上記は空気清浄機を受動喫煙対策用として検討する上で欠かせない事項ですのでお尋ねします。
「タバコ煙に有効」「キレイな空気になる」と断言する以上、常識的には本来、カタログ、ホームページ、広告などに明確に記載されているべき重大な事項です。
タバコ煙中のダイオキシンについては厚生労働省外郭団体の下記ホームページをご参照下さい。
http://www.health-net.or.jp/kenkonet/tobacco/21c_tobacco/1st/23.html             このページTOPへ


第1回目のメール パターン2 (広告などでタバコ煙に有効と断言していないメーカー向け)
貴社の空気清浄機が、タバコ煙に有効かどうか、以下の点に付き、お教え下さい。
・タバコ煙の最大の有害成分である一酸化炭素除去率
・タバコ煙ガス相では一酸化炭素についで多く、線毛障害物質であるアセトアルデヒド除去率
・タバコ煙中にごみ焼却場の煙の3倍〜18倍の濃度で含まれるダイオキシンの除去率
上記は空気清浄機を受動喫煙対策用として検討する上で欠かせない事項ですのでお尋ねします。
上記事項は本来、カタログ、ホームページ、広告などに明確に記載しておいて頂きたい事項です。
タバコ煙中のダイオキシンについては厚生労働省外郭団体の下記ホームページをご参照下さい。
http://www.health-net.or.jp/kenkonet/tobacco/21c_tobacco/1st/23.html              このページTOPへ


第2回目のメール (第1回メールの回答に対するメール) パターン3(JEMA加盟各社用)
梶宦宦宦 担当者様
回答をありがとうございました。
JEMAの測定方法も了解しましたが、タバコ煙の最大の有害物質である一酸化炭素が除去できないのならば、タバコ煙に有効であるとは常識的に言えないと思います。「空気がきれいになる」という文句がおかしいと思いませんか?空気清浄機で除去できるのは、タバコ煙の有害物質のうちごく一部に過ぎません。
JEMAの基準がどうであれ、一般消費者はすべての有害物質が清浄化されると思って購入していますから、「一酸化炭素は除去できません」の文言を大きく明示することが必要であり、また、「空気清浄機」の製品名称は実際の機能を大きく偽ったものです。
特に受動喫煙対策として検討する場合は、100%有害物質が除去できることが絶対の条件です。
受動喫煙対策として使用することがわかっていて空気清浄機を販売しているならば、消費者を欺く行為と言えます。
消費者は、一酸化炭素を空気清浄機が全く除去できずに部屋中に撒き散らしているだけであることを知らずに購入し、使用しています。
タバコの高濃度ダイオキシンが除去できるのか?というのも大きな関心事です。できるのなら、一酸化炭素は除去できないが、タバコ煙のダイオキシンは○○%除去できます、と言えばいいでしょう。アセトアルデヒド除去率よりも消費者の関心は高く、よっぽど宣伝効果があることでしょう。
このことは、貴社の製品のみならず、空気清浄機メーカー全てに関わる重大な問題と思いますので、消費者の不信が広がらないうちに早急に対処されることを願います。
JEMAとも相談なさり、消費者により正しい認識の元、商品を提供されるように空気清浄機メーカー全体として緊急に改善すべきだと思います。少なくともタバコ煙に関しては「空気清浄機」の名に値しない機器と断言できます。
今まで販売した消費者にも上記事実を知らせるべきです。
現在の事態が続くならば、JEMA及びメーカーの責任は重大だと思います。過去に遡って責任が問われることになるでしょう。
・空気清浄機はタバコ煙の最大の有害物質である一酸化炭素が除去できないため、受動喫煙対策として使用しないこと
・タバコ煙のダイオキシン除去率を示すこと
この2点を緊急に明示することを重ねて求めます。
タバコ煙の有害物質がすべて除去されるものと信じて、全国の役場や公共の場、職場などで空気清浄機の導入が広がっていることは非常に大きな問題であると思います。わかっていてこの事態を放置しているメーカーの責任も重大だと考えます。   このページTOPへ


第2回目のメール (第1回メールの回答に対するメール) パターン4(JEMA非加盟各社用)

株式会社○○○○ 担当者 様
回答をありがとうございました。
タバコ煙の最大の有害物質である一酸化炭素(タバコ煙有害物質の8割を占めます)が除去できないのならば、タバコ煙に有効であるとは常識的に言えないと思います。「空気がきれいになる」という文句がおかしいと思いませんか?空気清浄機で除去できるのは、タバコ煙の有害物質のうちごく一部に過ぎません。
一般消費者はすべての有害物質が清浄化されると思って購入していますから、「一酸化炭素は除去できません」の文言を大きく明示することが必要であり、また、「空気清浄機」の製品名称は実際の機能を大きく偽ったものです。
特に受動喫煙対策として検討する場合は、100%有害物質が除去できることが絶対の条件です。
受動喫煙対策として使用することがわかっていて空気清浄機を販売しているならば、消費者を欺く行為と言えます。
消費者は、一酸化炭素を空気清浄機が全く除去できずに部屋中に撒き散らしているだけであることを知らずに購入し、使用しています。
タバコの高濃度ダイオキシンが除去できるのか?というのも大きな関心事です。できるのなら、一酸化炭素は除去できないが、タバコ煙のダイオキシンは○○%除去できます、と言えばいいでしょう。アセトアルデヒド除去率よりも消費者の関心は高く、よっぽど宣伝効果があることでしょう。
このことは、貴社の製品のみならず、空気清浄機メーカー全てに関わる重大な問題と思いますので、消費者の不信が広がらないうちに早急に対処されることを願います。
消費者により正しい認識の元、商品を提供されるように空気清浄機メーカー全体として緊急に改善すべきだと思います。少なくともタバコ煙に関しては「空気清浄機」の名に値しない機器と断言できます。
今まで販売した消費者にも上記事実を知らせるべきです。現在の事態が続くならば、JEMA及びメーカーの責任は重大だと思います。過去に遡って責任が問われることになるでしょう。
・空気清浄機はタバコ煙の最大の有害物質である一酸化炭素が除去できないため、受動喫煙対策として使用しないこと
・タバコ煙のダイオキシン除去率を示すこと
この2点を緊急に明示することを重ねて求めます。
タバコ煙の有害物質がすべて除去されるものと信じて、全国の役場や公共の場、職場などで空気清浄機の導入が広がっていることは非常に大きな問題であると思います。わかっていてこの事態を放置しているメーカーの責任も重大だと考えます。     このページTOPへ


JEMA交渉結果を受けて パターン5(一部メーカーのみに送付)
(株)○○○○ 担当者様

前回メールに応答して頂けませんが、空気清浄機がタバコ対策に無効である点が貴社がわかっていながら消費者に偽って売り続けている行為について、下記事項を緊急に要請します。
参考ホームページ
http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/kinen_supportcenter/yuugaibussitu.htm
http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/kinen_supportcenter/air_cleaner.htm
・空気清浄機はタバコ煙の清浄化には無効であるため、その目的で 使用しない旨、テレビ、新聞、雑誌広告などあらゆるメディアを通じて、国民に周知徹底すること。すべての広告に必ずこの文言を大きく入れること。
・すべての広告から「タバコ煙に有効」「タバコ煙がきれいになる」の文言を削除すること。
・営業員・小売店にも上記を徹底させ、受動喫煙対策として使用しない旨周知すること。
・現在、受動喫煙対策として使用されている空気清浄機を詳細説明の上全て回収し、購入代金・リース料などの損害を弁償すること。 (これらが税金でまかなわれているところは特に問題です)
・購入者に対する被害調査をし、賠償を検討すること。
 (空気清浄機で除去できないダイオキシンが人体に蓄積していないか、一酸化炭素による心疾患、呼吸器疾患、乳幼児突然死がないか)
・空気清浄機が受動喫煙対策に無効であることを国民に周知徹底させる国策が健康日本21タバコ対策「効果の高い分煙についての知識の普及」としてすでに始まっており、○○でもこれから「空気清浄機を受動喫煙対策として絶対に使用しないように」市民に呼びかけなければならない。この事実が広く知れ渡ることは時間の問題で、早急に上記対策がなされなければ、これまでのメーカーの虚偽の広告、誇大な営業姿勢が問われ始めることは時間の問題であり、被害と要する賠償額がさらに膨大なものとなることは確実である。
参考までに、厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会報告書についての報道記事です。
**********************省略*******************************************
また、本日、日本電機工業会JEMAと本件について話し合い、全ての要求事項について緊急に検討し、タバコ対策に空気清浄機を使用しないように周知徹底すること、商品回収を行なうことなどが近いうちに実施される予定であることを申し添えます。
                                                      このページTOPへ


一部メーカーに3回目の送信メール パターン6(一部メーカーのみに送付)

早速のご回答ありがとうございました。
喫煙による死亡は世界では既に20世紀中に1億人に達し、21世紀には10億人死亡するとされています。
国内では喫煙による死亡は年間9万5千人というのが厚生労働省発表の数値です。
タバコは嗜好品ではありません。喫煙はニコチンの作用により麻薬と同等の依存を生じ、本人の意思とは無関係に止めることができなくなります。
喫煙者の7割は禁煙を望んでいますがうち9割以上やめられません。
さらに深刻なのは受動喫煙の問題で、家庭や職場でタバコの煙にされされている人は、20人に1人はそのためにおこる肺癌などのタバコ関連疾患によって死亡しています。
受動喫煙対策としては、
・官公庁、病院、学校は禁煙
・上記の他職場等では喫煙室設置による完全分煙
喫煙室の条件として
●必須条件:煙が漏れないこと=開放面で0.2m/秒の内向き風速
●努力目標:内部も良好な空気環境=粉じん濃度0.15mg/m3以下*が求められる(*「職場における喫煙対策のためのガイドライン」)。
 2つの条件を満足するには喫煙室内部が陰圧となり、粉じん除去率、有害ガス除去率ともに100%である排気装置の使用が必要。空気清浄機は陰圧とならない上、有害ガスが除去不可能であり喫煙対策機器としては使用しないこと。

とされています。
これはとりもなおさず、本人には何の責任もない受動喫煙による死を防ぐための対策です。
しかしながら、受動喫煙対策と称して各地で空気清浄機の導入が広がっており、消費者は空気清浄機があればタバコの煙はきれいになると信じ、一部メーカーは、「空気清浄機を通過したタバコ煙は清浄化されたきれいな空気になる」と明言しています。明らかに虚偽の広告です。
今、受動喫煙死を防ぐ上で、空気清浄機が大きな障害になっているのです。
現在、JEMA加盟企業および非加盟企業から情報収集をしていますが、ことは人命に関わることですので、空気清浄機メーカー自身により誤解を解く対策を早急に取られなければ、なんらかの対応を取らざるをえないと考えております。すでに問い合わせに対して対策を取ると明言されている企業もあります。
人命に関わることでもあり、かつ、企業の信用にも関わる重大な事態だとご理解頂けたかどうか、そしてどう対処するのか、注視しております。現在のところ、明らかに企業の姿勢に差が見られています。                     このページTOPへ


当HP立ち上げを知らせるメール パターン7

空気清浄機は花粉やホコリ対策には使えるでしょうが、タバコ煙有害物質の9割が除去できずに排気口から全て排出され、結局は喫煙者自身や非喫煙者が有害物質を吸うことになる事実を知りながら、受動喫煙対策/分煙対策として広告/販売を続けている貴社の姿勢をこれまで指摘してきたところですが、誠意ある回答が得られないため、この事実を世に問うホームページを立ち上げました。
 
タバコと空気清浄機の真実を暴露するホームページ
http://nosmoke.hoops.ne.jp/
 
ご理解頂けず大変に残念なことです。消費者の安全第一を優先する企業なら、貴社に良心が少しでもあるなら、一刻も早く、下記事項を実現して下さい。
(以下、要求事項はJEMAへのものと同じ。フッタ省略)                          このページTOPへ

JEMA非加盟メーカー 送っていなかったメーカー宛て パターン8

初めてメール致します。
タバコと空気清浄機について調査/改善を要望している者です。

貴社の空気清浄機の広告に「タバコの煙をキレイにする」との記述があり、実際にタバコ対策として購入使用している消費者もおられるようですので、下記事項についてご存知の上でこのような広告/販売を行っているのか否か、また要望事項についてお答え頂きたく、お願い申し上げます。尚、この件について他の空気清浄機メーカー各社にも要望を出しており、下記ホームページに応答の一切を公表しております。また、マスコミにも周知しておりますので、回答を頂ける、頂けないに関わらずご承知おき下さい。
http://nosmoke.hoops.ne.jp/

上記ホームページに明記しておりますように、タバコ煙の有害物質の9割は空気清浄機を素通りしており、100%有害物質が除去でき「タバコ煙をキレイにできる」空気清浄機は存在しません。
しかし、一般消費者は貴社広告に記載のとおりタバコ煙が清浄化されると思って購入しています。
特に受動喫煙対策として検討する場合は、100%有害物質が除去できることが絶対の条件です。
受動喫煙対策として使用することがわかっていて空気清浄機を販売している現状は、消費者を欺く行為と言えます。
消費者は、一酸化炭素を空気清浄機が全く除去できずに部屋中に撒き散らしているだけであることを知らずに購入し、使用しています。

そこで、下記要望を致します(HP記載の通り他社へも同様の要望を送っています)。

・空気清浄機はタバコ煙の清浄化には無効であるため、その目的で 使用しない旨、テレビ、新聞、雑誌広告などあらゆるメディアを通じて、国民に周知徹底すること。すべての広告に必ずこの文言を大きく入れること。
・すべての広告から「タバコ煙に有効」「タバコ煙がきれいになる」の文言を削除すること。
・営業員・小売店にも上記を徹底させ、受動喫煙対策として使用しない旨周知すること。
・現在、受動喫煙対策として使用されている空気清浄機を詳細説明の上全て回収し、購入代金・リース料などの損害を弁償すること。 
・購入者に対する被害調査をし、賠償を検討すること。
 (空気清浄機で除去できないダイオキシンが人体に蓄積していないか、一酸化炭素による心疾患、呼吸器疾患、乳幼児突然死がないか)
・空気清浄機が受動喫煙対策に無効であることを国民に周知徹底させる国策が健康日本21タバコ対策「効果の高い分煙についての知識の普及」としてすでに始まっており、○○でもこれから「空気清浄機を受動喫煙対策として絶対に使用しないように」市民に呼びかけなければならない。この事実が広く知れ渡ることは時間の問題で、早急に上記対策がなされなければ、これまでのメーカーの虚偽の広告、誇大な営業姿勢が問われ始めることは時間の問題であり、被害と要する賠償額がさらに膨大なものとなることは確実である。

参考までに、厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会報告書についての報道記事です。
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平成13年5月24日朝日新聞
「分煙」徹底へ 厚労省が評価基準 空気の流れや粉じん濃度考えて

 分煙に関しては、96年に旧厚生省などが望ましい場所などを定めたガイドラインをつくったが、煙が非喫煙場所に漏れていないか評価する基準はこれまでなかった。今回は厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会(座長=内山巌雄・京都大学教授)が報告書をまとめた。
 評価基準は(1)喫煙場所でたばこを吸ったときに、非喫煙場所との境界で、粉じん濃度の値が上昇しないこと(2)非喫煙場所から喫煙場所に向かって毎秒0.2メートル以上の空気の流れがあること、を柱としている。
 また、分煙のために広く使われている空気清浄機は煙の粒子はかなり除去できているが、一酸化炭素や発がん物質などガス状のものは取れていないことを報告書に明記した。
内山教授は、空気清浄機は発がん性物質などの有毒ガスをかえって周囲にまき散らすうえ、同じ室内に排気するため、圧力の加減で0.2メートルの空気の流れを作ることができないと指摘している。
 一方、外に煙を吸い出す換気扇は空気清浄機よりは効率がいいという。だが、その換気扇も、すぐ隣に建物などがある場合は、フィルター処理や高い煙突からの拡散などの処理が理想的としている。
 他人が吸ったたばこの煙を吸う受動喫煙は、たばこを吸わない人にとって不快なだけでなく、肺がんや子どもの気管支炎、肺炎などの危険性を増しているといわれる。職場で30年以上受動喫煙すると、肺がんのリスクが2倍になるという報告もある。
 内山教授は「現状では、この基準をクリアできる公共の場所は少ないのでは」と話している。
******************************************************************************
また、HP記載の通り、去る9/10、日本電機工業会JEMA代表と本件について話し合い、全ての要求事項について緊急に検討し、タバコ対策に空気清浄機を使用しないように周知徹底すること、商品回収を行なうことなどが近いうちに実施される予定であることを申し添えます。

                                                  このページTOPへ


JEMA非加盟メーカー 送っていなかったメーカー宛て(ダイオキシンも除去と明記しているメーカー) パターン9

○○○○ 担当者様
貴社の空気清浄機の性能に付いてお伺い致します。
貴社ホームページの製品説明によると、「空気中の有害物質であるダイオキシン類を96%、窒素酸化物を93%、ホルムアルデヒドを97%除去します。」とのことですが、これは、タバコ煙に存在するダイオキシンも除去可能ということでしょうか。タバコ煙中のダイオキシン濃度は、ごみ焼却場のダイオキシン濃度の3〜18倍の高濃度で、人体が直接暴露されるダイオキシン源としては最大のものですが、これがほとんど除去できるなら画期的なことと思います。
タバコ煙のダイオキシンについては以下をご参照下さい。
http://www.health-net.or.jp/kenkonet/tobacco/21c_tobacco/1st/23.html
これまで空気清浄機メーカー各社に問い合わせたところによると、ダイオキシンの測定はメーカーの実験室レベルでは難しいとのことで、除去率を測定しているメーカー自体ありませんでした。また、ダイオキシンはガス相に存在するために除去できないと回答したメーカーもあります。
空気清浄機メーカーとのやり取りは下記ホームページに公表しているところです。
http://nosmoke.hoops.ne.jp/
ぜひ、タバコ煙ガス相に存在するダイオキシンを除去するメカニズムや測定方法を教えて頂きたく、お願い致します。
また、貴社のHPではタバコ煙がきれいになるとは明示されていませんが、例え、記載の有害物質が除去できたとしても、タバコ煙のほとんどの有害物質は素通りしますので、貴社空気清浄機の広告・カタログ・HPにおいても、JEMA同様に「煙草の有害物質(一酸化炭素等)は、除去できないため、受動喫煙対策としては使用できません」旨明記し、消費者に誤解を与えないように改善をして下さい。
現在の文言「汚れた室内の空気をきれいに」は、一酸化炭素等の有害ガスが素通りする以上、消費者に誤解を与える誇大な表現であると思います。
                                                このページTOPへ


株式会社ビジテックへのメール 2001/11/14 パターン10

回答をありがとうございました。
おっしゃるとおり、習慣性薬物としての煙草規制については以前よりそのように多くの人とともに活動しているところであり、依存性からの離脱についても専門医として毎日のように治療にあたっているところです。

> 空気清浄機を設置することは、完全禁煙をしないかぎり、あくまでも
>煙草の受動喫煙への次善・三善のやり方であるということは、ご理解い
>ただきたく存じます。

最善の策はおっしゃる通り、完全禁煙です。
次善の策は、換気装置を用いた、タバコ煙がもれずに、こもらない喫煙室の設置です。
三善の策はありません。

これは私個人の意見ではなく、専門家の意見でもあり、厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会の報告書に「分煙のために広く使われている空気清浄機は煙の粒子はかなり除去できているが、一酸化炭素や発がん物質などガス状のものは取れていない」とされ、「空気清浄機は発がん性物質などの有毒ガスをかえって周囲にまき散らす」と警告されている通り、分煙に空気清浄機を使用してはならないというのは国策でもあります。

>>本人には何の責任もない受動喫煙による死を防ぐための対策です。
>
> となると、前回のメールでもお返事申し上げました通り、煙草を
>喫する方法、もしくは煙草に含まれるニコチンへの当事者の依存方法
>そのものを変えるか、依存そのものを断ち切るしかないと思われます。

有害物質を除去できない空気清浄機を分煙用として販売することは、空気清浄機メーカーが受動喫煙による死に荷担していることにもなります。
現在、タバコ病裁判が進行中ですが、有害物質が除去できないと知っていてもなお、分煙用として販売されているのは、被告席に将来立つことも覚悟の上と存じますのでこれ以上は何も申し上げません。
現在、妊婦喫煙率が急増しており、それに伴って原因の6割がタバコとされる乳幼児突然死症候群が急増することは明らかですが、この予防として空気清浄機を使って、今後は赤ちゃんの周りで喫煙する人も増加することと思います。実際に、それにも関わらず乳幼児突然死が起こった場合、有害物質の9割が素通りしている空気清浄機の実態を良く知らされていなかったとして、告訴される可能性が十分有り得ます。

HPに記載の通り、JEMA加盟各社はすでにこの対策を打ち、受動喫煙対策として使用しない旨周知することになりました。
貴社を含めた空気清浄機メーカーが同様の対処を早急にされるようにお勧めするものです。             このページTOPへ