参考資料

●空気清浄機がタバコに無効な理由●


参考HP http://nosmoke.hoops.ne.jp/

一酸化炭素やニコチン、ダイオキシンなどタバコ煙の主要な有害物質のほとんど(約97%)は空気清浄機を素通りし、全く浄化されることなく排気口から周囲に撒き散らされています。
 このため空気清浄機は、タバコの害から100%非喫煙者を守らねばならない受動喫煙対策としては無効です。

タバコ煙有害物質

 

 

    

粒子相(3.3%)

ガス相(96.7%)
一酸化炭素
ダイオキシンなどの
有害物質

空気清浄機を通過しても粒子相しか除去できず・・・

空気清浄機を素通りした有害物質は、排気口から周囲に撒き散らされ、周りの人やタバコを吸う人自身に危険です

厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会(座長=内山巌雄・京都大学教授)の報告書によると、「分煙のために広く使われている空気清浄機は煙の粒子はかなり除去できているが、一酸化炭素や発がん物質などガス状のものは取れていない」とされ、「空気清浄機は発がん性物質などの有毒ガスをかえって周囲にまき散らす」と警告しています。

空気清浄機メーカー自身も最近になってこの事実を認め、カタログや広告、ホームページに記載しています。

 

日本電機工業会(家庭用空気清浄機メーカーの団体)2001年10月19日付文書

「広告・カタログに「煙草の有害物質(一酸化炭素等)は、除去できない」旨を付記いたします」

 

ミドリ安全(分煙機器メーカー大手)2002年1月30日付文書

「「一酸化炭素などのガス成分は除去できません」と記載します」

「「清浄空気」の文言削除及び「清浄方式」を「集じん方式」への変更をします」

 

以上メーカー自ら認めているように、分煙に空気清浄機はまったく意味がなく、無駄な経費になるばかりか、完全密閉して空気清浄機を設置した喫煙室は、一酸化炭素などの有毒ガスが貯留するため、大変危険です。

 

空気清浄機を使用しない、全面禁煙あるいは換気を用いた分煙方法が、正しい喫煙対策です。