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ネオシーダーとは?


ネオシーダーは、タバコのように火をつけて煙を吸う「薬」として製造販売されています

製品には下記のように書かれています。

医薬品 ネオシーダー
 1箱20本入り税別270円
■有効成分
塩化アンモニウム 0.003g
日本薬局方
安息香酸 0.006g
カンゾウエキス 微量
ハッカ油 微量
※ただし、開示請求で公開された文書では1g中0.991gは●●(黒塗りされている)であり、この●●のためにニコチンが含まれると、製造元のアンタークは言っています。この●●をアンタークがどこから入手しているか、大変興味があります。

■用法・用量
先端に点火し煙を吸入する。
1回1又は2本 1日10本まで

■効能
セキを鎮め・タンをきる

■ご注意
ご使用の際、本品を口にくわえフィルターの吸い口を舌先で湿らせて吸煙して下さい。

製造販売元
株式会社 アンターク本舗
千葉県市川市塩浜3-27-25
TEL 047-395-2114



ネオシーダーには多数の発がん物質や重金属、ニコチン、タール、一酸化炭素が含有され、
依存症を起こしている例もあることが判明しました

 薬局店頭などにおいて「ニコチンは含まれていない」などとして、禁煙に推奨されていることがあり、実際に禁煙のためとして多くの人が使用していますが、タバコがやめられたのにネオシーダーがやめられない、おかしいと思う人が多くおられました。最初に薬害ネオシーダーの報告を行った田中医師は、禁煙中にネオシーダーを使用している者からニコチンが検出されたことから、ネオシーダーにニコチンが含有されていてそのために依存に陥っているのではないかということに気づいたのです。調べたところ、実際にネオシーダーからニコチンが検出され、タールはセブンスターよりも多く含まれていたこともわかりました。
 さらに、2014年1月にはネオシーダーから、国際がん研究機関(IARC)が最高度の発がん性(グループ1)を指定している多数の重金属や発がん物質が検出されたという報告論文が公開されました。紙巻きタバコの約2倍含まれる有害ガス成分もあることもわかりました。市販されている医薬品からグループ1の発がん物質が多数検出されることは前代未聞のことです。
詳細は学会発表・論文のページをご覧下さい



1960年に認可された際にはネオシーダーにニコチン等含有していることが届け出られていません

 ネオシーダーから検出されているニコチンは、毒物及び劇物取締法の毒物リスト別表第1の19番目に指定されている毒物です。ニコチンを主成分としてその薬効を利用した医薬品なら、毒物及び劇物取締法の例外とされる医薬品に該当しますが、ネオシーダーのニコチンは、薬効以外の成分として今回検出されたものですので、この除外規定は当てはまらず、医薬品から毒物が検出されたとして緊急に対応されなければなりません。安全性が確認されるまで取り扱い停止・製品回収、及び、成分分析、被害調査が早急に実施される必要があります。そもそも届け出時に記載されていない成分が含有され、それによる被害も出ているのですから、薬事法に抵触します。


厚生労働省、千葉県、大阪府など当局は、なぜ、実効性ある行動をしないのか

 少なくとも2000年8月に千葉県、大阪府、厚生労働省がこれら事実を知ってから相当の期間が経過しています。その間にも依存症患者は多数発生し、その上、含有されているタール、一酸化炭素による致命的な薬害が発生していることが強く予想されます。
 卸業者、薬局薬店、薬剤師会など関係業界も速やかに対応すべきです。



ドラマ・映画・舞台で危険な使い方をされているネオシーダー

 1983年の映画「積み木くずし」では主演の渡辺典子さんが、当時未成年だったためであろう、喫煙する場面で本当のタバコを吸わせるのはまずいということでネオシーダーを吸う演技をさせられていますが、ネオシーダーもタバコ同様の有害性と依存性があるのでこれはやってはならないことです。

 また、西田敏行さんは、フジテレビ「白い巨塔」(2003〜2004年放映)やTBS「報道特別番組告白〜私がサリンを撒きました〜オウム10年目の真実」(2004/3/5放映)などでネオシーダーを喫煙させられていますが、西田氏は2003年初めに心筋梗塞を起こして以来禁煙して復帰しているのであり、演技とはいえ、心筋梗塞再発の誘引となる一酸化炭素やニコチンを含むネオシーダーを吸わせることは、命に関わることであり、絶対にしてはならないことです。

 また、谷山浩子さんも自身のホームページの2005年7月6日の日記にこう書いています。「そういえば煙草を吸うシーンがあったので、アンケートで何人かの方が心配してくださっていましたが、あれは実は煙草じゃなくてネオシーダーという煙草型の咳の薬なのです。わたしは煙草がものすごーく苦手なので、誰に何と言われようと絶対吸いません」
ネオシーダーがニコチン・タール・一酸化炭素を含みタバコと同じ有害性をもつということを彼女は知らなかったようです。

 ピースの又吉直樹さんは、2012年公開の『タバコイ〜タバコで始まる恋物語〜』で映画初主演を果たしましたが、会見で「僕はタバコを吸わないんですけど、実際にあったタバコを吸うシーンではネオシーダーで何とかやりました。最初は蒸せましたね」と話しています。 →記事はこちら

 さらに、毎日新聞2013年9月18日付け記事によると「…青年座では(舞台上でタバコの変わりに)5、6年前から、たばこの形状で、火をつけるとたばこのように煙が出るせき止め用の医薬品を使い始めた。…」とあり、確認するとこれもネオシーダーであるということでした。

 これらの危険な行為がまかり通っているのは、ネオシーダーに多数の発がん物質や、ニコチン、一酸化炭素、タールが含まれ、タバコ同様に健康上の危険性があって、かつ、依存に苦しんでいる消費者がいることを知りながら、これらの事実をまったく消費者に知らせずに販売を継続しているメーカーや、それを黙認している当局の責任によるところが大きいと思います。

 マスコミが大騒ぎしなければ、犠牲者や遺族が訴えなければ、このまま知らぬふりをし続けるのでしょうか?



卸業者(4社)
アルフレッサファーマ株式会社(本社大阪・資本金10億)
 アルフレッサホールディングスのグループ会社
 (株式会社アズウェルと福神株式会社が株式移転により設立した共同持株会社・資本金42億)
株式会社大木(本社東京・資本金17億)
・株式会社コバショー(本社金沢)
イワキ株式会社(本社東京・資本金25億)