鹿児島県の禁煙タクシー
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鹿児島県



来月5日から全車禁煙 鹿県内タクシー要望受け前倒し (南日本新聞 平成20年7月7日記事)
 鹿児島県タクシー協会(羽仁正次郎会長)は、全車禁煙化を8月5日の「タクシーの日」から開始することを決めた。今秋をめどに準備してきたが、早めの導入を求める声もあり、前倒しする。
 個人タクシー2団体と奄美地区タクシー協会も足並みをそろえる。4団体合わせて4,480台が対象。ほとんどのタクシーはいずれかの団体に所属しており、県内全域で実施されることになる。全国乗用自動車連合会によると(全車禁煙は7月1日現在、24都県で始まっている。
 県タクシー協会は5月の例会で、公共の場での禁煙が浸透していることや受動喫煙防止策として全面禁煙化を決議していた。7月3日の理事会で決定した。
 実施日までに各社はフィルターの中まで徹底して車内を清掃。灰皿はすべて外して禁煙シールでふたをする。喫煙者向けには携帯灰皿を用意する。


鹿児島市
中釜タクシー(個人) 鹿児島市牟礼岡3丁目 090-3193-9554 個人タクシーです
下津タクシー(個人) 鹿児島市紫原7丁目 090-8834-0863 個人タクシーです

写真
(大橋Drのサイト)

南映タクシー 鹿児島市甲突町25番18号 0120-229-161
099-222-2233
65台中5台が禁煙車
(2007年5月20日南日本新聞記事による)
折田タクシー 鹿児島市南林寺町30-15 0120-22-1010
099-226-0478
78台中6台が禁煙車
(2007年5月20日南日本新聞記事による)
観光自動車(株)

鹿児島市東郡元町6−31 099-253-9100
※必ず「禁煙車」と指定下さい
2003年10月22日から禁煙車1台を新車で運行開始。
171号車(運転手は松山さん1人)が禁煙車です。
南州タクシー(株) 鹿児島市西坂元町31−1
0120-398-888
(配車センター)
※必ず「禁煙車」と指定下さい
禁煙車1台配備。新車です。
(2003/12/13現在、禁煙車は確実にありますが、配車センターが把握していない場合がありますのでご注意下さい。198号車(運転手:スエナガさん)です)



つばめタクシー


鹿児島市新栄町16−20
鹿児島市中央町4−6


0120-51-1837
0992-52-4355
099-251-1837
※必ず「禁煙車」と指定下さい

天文館で禁煙車の目撃情報あり。307号車。運転手はすえよしさん。
玉里交通タクシー


0120-701522
099-223-1522

2004/2/1から禁煙車1台運行開始。
新車で422号車(運転手は山本さんとほかに交代の方がいらっしゃるそうです)が禁煙車。


川内市


(有)川内観光交通 川内市西方町1213-1 0996-28-1560 2003年11月6日から禁煙タクシーを新車で運行開始(1台のみ。好評なら増車予定とのこと。)


枕崎市

グリーンタクシー 枕崎市枕崎10674 0120-731245
(配車センター)
※必ず「禁煙車」と指定下さい
禁煙車1台。日中のみの運行ですが、予約により夜間も対応とのことです。


鹿児島県関係
過去のニュース
鹿県タクシー協会 「秋をめどに禁煙化」決議 奄美地区、個人も 全県的に実施へ2008/5/20 南日本新聞記事)
 鹿児島県タクシー協会(羽仁正次郎会長)は19日、鹿児島市で総会を開き、
今秋をめどに全車禁煙化することを決めた。県内の個人タクシー2団体、奄美地区のタクシー協会も追随する意向を示しており、県内一斉に「禁煙タクシー」が実現する見込み。
 健康増進法が求める受動喫煙防止策の一環。利用客からたばこ臭いとの苦情があること、狭い車内では分煙化が困難なことから踏み切る。開始日は今後調整する。
 禁煙化されるのは、福祉、ジャンボを含む協会加盟の126社3680台(3月末時点)。このほか協会に団体加盟する鹿児島個人タクシー事業協同組合(瀬崎義藏理事長、342台)、南九州個人タクシー事業協同組合(小出水幸雄理事長、80台)も既に総会で確認している。
 奄美地区タクシー協会(里山雅家会長)の30社404台も、県タクシー協会の動きに合わせることを決めている。
 総会では、代表者が「全会員が一致団結して今年中にタクシー車内の全面禁煙化を宣言する」との決議文を読み上げ、全会一致で承認された。
 羽仁会長は「交通機関、病院をはじめ公共、民間施設で禁煙化が進む。タクシーはサービス業でもある。全国23都県が既に実施しており、遅きに失した感もある。愛煙家には気の毒だが理解を求めたい」と話した。利用客へ周知を図り、準備が整い次第、スタートするという。
 同日の総会では、姶良町でのタクシー運転手殺害事件を受け、早急に運転席後ろに防犯ボードを設置することも確認した。


「鹿児島県の禁煙タクシーは27台」「目標の1割程遠く」「厳しい経営、顧客流出懸念?」(2007年5月20日南日本新聞記事)
 全国で禁煙タクシーが注目を集めている。名古屋タクシー協会が5月から政令市で初の導入を始めたほか、県内ほぼ全域で導入済みだった大分は6月から完全実施となる。鹿児島県タクシー協会は「禁煙車は時代の流れ」とするものの、4、5年前の登場以来一気に増加する傾向はみられない。(政経部・野添聡子)
 県タクシー協会に加盟するタクシーは法人・個人含めて4,085台。うち
禁煙車は現在9社27台で、1%にも満たない。大半が鹿児島市内の会社という。65台中5台が禁煙車という南映タクシー(本社鹿児島市)。導入当初、愛煙家から出た抗議も最近はほとんど聞かれなくなった。「禁煙車を指定する女性客が目立ってきた」ものの、一般客から禁煙車を増やしてとの強い要望はないという。
 折田タクシー(同)は昨年末、県内78台のうち2台に禁煙車を導入した。一般客だけでなく、たばこを吸わない運転手からの要望もあり徐々に増え現在6台になった。
 両社とも禁煙車が全体に占める割合が小さいため、売り上げへの影響は特に見られない、という。いずれも「禁煙車は今後増える方向にはある」とはしつつも、具体的な計画はない状態だ。
 九州乗用自動車協会は昨年、禁煙車を全体の一割にする目標を掲げた。鹿児島県に当てはめると約4百台。ただ取り組みはあくまで「各県任せ」。鹿児島県タクシー協会の藤田俊行専務理事は「バスなど乗り合いの場合は『他の客へ影響があるから』と導入もしやすい。タクシーは貸切の側面が強く強制しづらい」と話し、各社の自主性に委ねる構えだ。
 なぜ導入が進まないのか。鹿児島は人口の割にタクシーが多い地域。九州運輸局の昨年3月末時点のまとめによると、タクシー1台当たりの人口も九州平均(4百人)を下回り3百82人と福岡の次に低い。少ない顧客を奪い合う状況の中、禁煙車にすることで喫煙者が他社へ流れては、との声も聞く。昨年来の燃料費高騰で各会社の経営も厳しくなっている。
 また禁煙車にする場合、利用者への周知のため、屋根に「禁煙」を知らせるランプなど装着させなければならず、その出費もかさむ。ある社は「各社個別に取り組むのは難しい」と漏らす。
 大分県別府市の別府大分合同タクシーの帯刀和男社長は全社一斉導入を勧める。禁煙車の表示が簡略化できる上、喫煙客の取り合いもなくなる。「思ったほど抵抗はなく、売り上げへの影響もなかった」
 愛煙家という帯刀社長は「車内がたばこ臭くなくていい」と、家族連れなどに喜ばれる。吸わない人がたくさんいることを実感した」と話している。
(写真)客に「禁煙車」であることを知らせるマークを付けたタクシー =鹿児島市=