禁煙タクシー専用乗り場があるところ
まだまだ少ないのですが、ここにまとめておきます
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都道府県 場所 備考
北海道 札幌社会保険総合病院 2000年1月1日敷地内禁煙となり、2005年3月から禁煙タクシーのみ乗り入れ可となる。
札幌厚生病院 2007年7月2日から、敷地内のタクシー乗り場を、客も運転手もたばこを吸えない禁煙車に限定した。ただ、市内の禁煙タクシーは全車両の2%にすぎないため、当面は、客は喫煙可でも運転手が喫煙しない車両なら認める。 →北海道新聞平成19年7月3日記事
宮城県 仙台社会保険病院 2005年10月から禁煙タクシーのみ乗り入れ可。
東北大学病院 2006年4月20日から敷地内のタクシープールを利用できる車両を禁煙車に限定した。10月から病院敷地内を全面禁煙とするのを見据えた措置。
新潟県 済生会新潟第二病院 2007年4月20日から構内で客待ちをするタクシーを禁煙車に限定した。
→新潟日報平成19年4月19日記事
茨城県 東京医科大霞ケ浦病院 2007年8月1日(肺の日)から病院内で待機するタクシーを禁煙にした。同病院は2006年5月から敷地内禁煙にしていた。
→毎日新聞記事(2007/8/1)
東京都 JR新橋駅前 2007年7月30日から禁煙タクシー専用乗り場を設置。
都内の公共のタクシー乗り場で禁煙車専用が出来るのは初めて。
→朝日新聞記事(2007/7/24)
虎ノ門病院 2006年1月から禁煙タクシーのみ乗り入れ可。
聖路加国際病院 2005年12月禁煙車以外の乗り入れ制限実施。都内タクシー会社約60社に文書送付。
六本木ヒルズ 2005年10月3日から六本木ヒルズに日の丸タクシーと日本交通のハイブリッド車(プリウス)の禁煙車10台(各社5台)配置。専属配車のため無線配車及び営業所を通じての予約配車はできないが、土日祝日は流し営業をすることもある。 →ニュースリリース(pdfファイル) →日経BP記事(2005/11/2)
静岡県 静岡赤十字病院 2006年1月より正面玄関前のタクシー乗り場における客待ちタクシーを、禁煙車限定とした。2002年より病院敷地内禁煙を実施している。県立総合病院、国立神経医療センターなどでも同じ条件を検討中とのこと。
→静岡赤十字病院ニュース平成18年1月13日
県立こども病院 客待ちタクシーは禁煙車限定
静岡徳洲会病院 客待ちタクシーは禁煙車限定
県立総合病院 客待ちタクシーは禁煙車限定(2007年4月1日から。2006年10月以降は禁煙タクシー専用乗り場を設置していた。)
静岡厚生病院 客待ちタクシーは禁煙車限定(2007年4月1日から。敷地内禁煙である。)
長野県 長野県庁 2005年5月31日(世界禁煙デー)、禁煙運動の一環として県庁正面玄関前に禁煙タクシー専用の乗り場を設けた。県庁正面玄関に最も近い場所に新設。近くに禁煙タクシー用の待機場(二台分)も設けた。県産材カラマツで作った看板などに二十万円余をかけた。
京都府 京都市立病院
2009年1月5日から待合タクシーの乗り入れを禁煙車に限定する。府病院協会なども禁煙タクシーの乗り入れを求めている。
→京都市立病院 禁煙タクシー推奨の取組についてのページ
→読売新聞記事平成20年12月11日
兵庫県 新神戸駅前
2008年11月初めに発見しました。兵庫県には禁煙タクシーはまだ少ないのですが、新幹線で神戸においでの際はご利用下さい。

長崎県
2006年10月21日(土)よりタクシー「禁煙車」専用乗場のサインポストを設置し
運行を開始。

関連記事

禁煙タクシー 病院客待ちタクシーに禁煙車限定が急増中 (2007年5月14日Japan Medicine記事)
 全国のタクシー禁煙化にインパクト_ 病院のタクシー乗り場で待機するタクシーの禁煙化が急速に進んでいる。病院敷地内は全面禁煙化が進んでいるが、2005年ごろまではいわゆる「客待ちタクシー」に禁煙車はほとんどなかった。そのため、患者の中には禁煙ゾーンからいきなり喫煙ゾーンに入るという印象も強く、禁煙タクシーの配車を望む人が少なくなかった。そうした中、静岡市では06年から市を挙げての病院客待ちタクシーの禁煙化の取り組みが始まり、1年間で禁煙タクシーが5倍増となる効果を上げている。公共交通機関であるタクシーの禁煙化自体も進んでいる状況だが、その背景には病院のこうした動きが背中を押している状況がある。
静岡市は12病院集めて対策委員会
 静岡市では06年1月、静岡赤十字病院が行木英生院長の方針で同病院敷地内で客待ちするタクシーについて、禁煙車限定とする対策を打ち出した。これを端緒に同市内の主要病院全体が客待ちタクシーの禁煙化に取り組むことになる。
  静岡赤十字病院が、県タクシー協会に措置の通告をしたのが05年12月14日。年末年始をはさんで約20日間の猶予期間だったが、グラフ(2面参照)のように05年末には44台だった市内の禁煙タクシーが77台に急増した。同病院の尾崎元次事務副部長によると、「実施までの期間が短く、配車が滞るのではとの不安もあったが、利用者が困る事態にはまったくならなかった」。
  静岡市は、こうした動向を受けて、06年6月末に市内12病院に呼びかけて「病院客待ちタクシー禁煙化に関する検討委員会」を設置、病院構内で客待ちするタクシーの全車禁煙化に向けて動き始めた。同委員会の事務局としてリーダー役を務めた加治正行・静岡市保健衛生部参与(小児科医)は、「当然のことだが、患者が受診からの帰りのタクシーの中でたばこの煙にさらされることは避けなければならない。静岡赤十字病院の先例が特にトラブルなく進んでいること、県・市のタクシー事業者団体も積極的な姿勢を示したたため、非常にスムーズに対応は進んだ」という。07年3月の段階で、旧静岡市内の禁煙タクシーは05年末の5倍強以上となった。
  禁煙タクシーはこうした動きを追い風に、今後は全国で急速に進む状況だ。客待ちタクシーを禁煙車に限定する病院も急増している。ただ、禁煙車自体は全国的にはまだ3%程度。地域によってもその動きには落差があるのも事実だ。

病院前の客待ちタクシー 禁煙車限定 (2006/10/28朝日新聞夕刊)
 客待ちするタクシーを禁煙車に限る病院が出てきた。健康増進法が施行されて公共施設の禁煙・分煙が進むなか、タバコのにおいがこもるタクシーの規制に病院が取り組み始めた。禁煙車はまだ少ないが、ビジネスチャンスとみて増やすタクシー会社もある。(本文略)